Hardev Grewal – Plasmatreat北米の新CEO

v.l.n.r. Christian Buske (Geschäftsführer Plasmatreat GmbH), Karl-Wilhelm Hartge (Prokurist Plasmatreat GmbH), Hardev Grewal (CEO Plasmatreat USA, Inc.)
契約書にサイン。2017年12月、Bielefeldにて。左から右へ:Christian Buske(Plasmatreat GmbH CEO)、Karl-Wilhelm Hartge(Plasmatreat GmbH 役員)、Hardev Grewal(Plasmatreat USA CEO)

Grewal氏はミュンヘンで、インド人でシーメンスに勤務の電気工学博士の父とドイツ人の母の間に生まれました。インダストリアル・エンジニアをめざしてミュンヘン応用科学大学で学びながら、22歳のとき半年間、テクノロジー大手ABB社の研修生としてインドに渡ったのがキャリアの始まりでした。2年後、彼はカリフォルニアにある世界有数の半導体設備メーカー、Applied Materialsの研修生になります。Applied Materialsは、テクノロジー面でもマネージメント面でも、Grewal氏のポテンシャルを認め、卒業研究のスポンサーを買って出たばかりでなく、1995年に卒業後ただちにシリコンバレーの本社に採用しました。10年後、Grewal氏は、グローバル・プロダクト・マネージメントのディレクターに昇進します。

半導体産業で16年間働いた後、2010年にGrewal氏はM+W Groupに移りました。まずM+W Groupのアメリカの子会社NSTAR Global Servicesの製品・販売管理部門に勤務し、その後、販売・営業部門の統括責任者を務めました。

Plasmatreatへ移籍後も、第二の故郷シリコンバレーを離れることはありませんでした。カリフォルニア州Haywardには、Plasmatreatグループ最大・最新のテクノロジーセンターが存在します。北米チームの新たなリーダーとなったGrewal氏にとって、「物質の第4の状態」と呼ばれるプラズマは決して未知の領域ではありません。「プラズマには、子供の頃から馴染みがあります」と彼は笑い、「そもそも父がこの分野では定評のある研究者で、半導体プロセス用の低圧プラズマ技術で多くの特許を取っていましたから」と語ります。父親の専門は真空装置でしたが、息子である自分が今度はハイテク・プラズマノズルシステムに取り組むことになり、プラズマはますます興味をそそる存在となりました。「大気圧プラズマの量産プロセスへの投入は、無限のポテンシャルを秘めており、市場は巨大です」と熱弁をふるい、「そのうえ、Plasmatreatのチームは、実に力があり経験も豊かです。このチームとともに、私はPlasmatreatが北米で築き上げてきた市場における優位性と技術の先進性を、単に維持するだけでなく、いっそう拡大していくつもりです」と締めくくりました。

Grewal氏は現在47歳で、プライベートでも充実した生活を送っています。特に次の3つを大切にしているとのこと。「料理をすることとおいしいものを食べること。それから、競技用自転車やマウンテンバイクが大好きです。自転車は15歳の息子と走るのが一番楽しいですね。息子の高校チームでコーチも引き受けているんですよ」。Plasmatreatグループは、Hardev Grewal氏が、スポーツでもビジネスでも、スピードと耐久力に磨きをかけて大きな成果をあげることを期待し、この新しい仲間を心から歓迎します!

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