
Openair-Plasma®によるプラスチックの表面処理
自動車、電子部品、家電製品、医療機器など、さまざまな分野でプラスチック材料の軽量性や耐久性を活かした製品開発が進んでいます。しかし、ポリプロピレン(PP)やポリカーボネート(PC)といった極性を持たないプラスチックは表面の濡れ性が低く、接着やコーティングの際に密着性が不足することが課題となっています。特に、長期安定した品質の確保が求められる用途では、表面処理が不可欠です。
しかし、表面処理技術にはさまざまな手法があり、例えば化学薬品を使用したプライマー処理や機械的処理が一般的ですが、環境規制の強化や生産工程の効率化といった課題を考慮すると、必ずしも最適な方法とは言えません。そのため、表面処理効果は勿論、その上で生産性の向上や環境負荷軽減にも貢献する技術が求められています。
プラズマトリートの「Openair-Plasma®」技術は、化学薬品を一切使用しない環境に優しいドライプロセスを実現します。これにより、従来の化学処理に比べて環境負荷を抑えつつ、高い接着性・密着性を実現することが可能です。また、インライン対応による生産効率の向上や品質の均一化、さらにオゾンレスプラズマで安心安全なプロセスといったメリットもございます。
本ウェビナーでは、数ある表面処理技術の中でも、なぜ当社の「Openair-Plasma®」技術が多くの産業で採用されているのか?をテーマに、プラスチックに対する表面改質のメカニズムや、樹脂製品における課題解決となった導入事例もあわせて解説いたします。
こんな方におすすめです
- 接着性や密着性に課題を抱える技術者
- 環境に優しい生産プロセスを検討中の方
- 表面処理の効率化・自動化を推進したい方
- プラズマ処理の最新技術を詳しく知りたい方
ウェビナートピックス
- 「Openair-Plasma®」技術によるプラスチックの表面改質の仕組み
- 大気圧プラズマ処理の特長・処理効果を解説
- 用途に合わせた処理を実現:装置のラインナップ
- 導入事例とそのメリットをご紹介
- 機能性コーティング:「PlasmaPlus®」
このウェビナーは質疑応答を含め50分を予定しております。このウェビナーに関するご相談・ご質問がございましたらウェビナー前にこちらまでご連絡ください。
※※ 注意事項 ※※
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Speaker

テクニカルセールス アカウントマネージャー
日本プラズマトリートでは営業活動に従事。自動車業界やバッテリー業界での経験と、専門である化学的知見を基に、様々な業界のお客様にOpenair-plasma®、Plasma Plus®を活用したソリューションの提案を行う。