Openair-Plasma®処理により、熱可塑性エラストマー(TPE)プロファイルへの溶剤を使用しないコーティングシステムの接着を促進します
最新型の熱可塑性エラストマー製プロファイルは、EPDMとポリプロピレン(PP)の混合物を成分としており、熱可塑性の方法を用いて押出加工します。この方法により製造した製品は、表面張力が非常に小さく、摩擦防止コーティングを施す前に前処理を行う必要があります。
自動車業界における主な課題の一つとして、揮発性有機化合物を使用しないプロセスを用いた、揮発性有機化合物を排出しない自動車内装品の開発があげられます。溶剤型コーティングの代替技術として、水性の摩擦防止コーティングと乾式潤滑剤の使用が検討されています。ただし、これらの基材に接着させるためには、基材が極めて高い表面張力を備えていなければなりません。
TPU compound materials table
TPE製プロファイルの表面は熱による影響を受けやすく、作用が激しい前処理を行うと簡単に損傷してしまいます。このように相反する全ての特性が、あらゆる製品を対象とする信頼性の高い活性化の実現を困難にしています。しかし、特許取得済のPlasmatreatローテーションノズルRD 1004を使うことで、難しいとされている材料表面の活性化を実現することができます。この技術を利用すれば、広い面積の処理が可能となり、処理ゾーン全体にプラズマ出力を均一に分布させることができます。
BASF - Elastogran
TPUの製造を行っているBASF Elastogran社では、Openair-Plasma®技術を利用し、マルチコンポーネント射出成形加工におけるTPUと他の熱可塑性材料との接合力を大幅に強化することに成功しました。
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