開催日時:2022年8月24日(水)、15時 -
所要時間: 50分ほど(Q&A含む)
カーボンニュートラルやVOC低減などが課題となる中、高耐圧性と高剛性を兼ね備えた炭素繊維強化プラスチック (CFRP) などの軽量素材は自動車や航空宇宙分野だけでなく、スポーツ・レジャー製品、産業機械などの幅広い分野において導入が進んでいます。
たとえば、自動車燃費係数のおよそ1/4はその重量に関わりがあるとされており、このソリューションを担う材料としてCFRPは多くの企業様により研究・実用化が検討されています。
しかしながらCFRPなどの軽量複合材料はその接着強度・耐久性が課題とされています。また表面に残る離型剤の影響も大きく、接着の前処理として表面の洗浄と改質が必須とされています。
本ウェビナーでは、株式会社羽生田鉄工所 コンポジットセンター センター長 渡邉様をゲストスピーカーにお招きします。同社はこの度、CFRP接着の高品質・高信頼性という観点で、当社のOpenair-Plasma® (オープンエアープラズマ) の効果を検証されました。
渡邉様にはその結果と考察に関してご講演いただきます。
株式会社羽生田鉄工所 渡邉様 講演概要:
【 金属-CFRPの表面処理方法による接着性の差異の検証 】
CFRPは単体で製品になるケースが少なく、ほとんどの場合は異種材料と共に組み立てられて製品となるため、CFRPを使った製品のアセンブリに接着は欠かせない工程となる。今回、金属 (SUS304 2B、A5052) とエポキシ樹脂マトリクスのCFRPを用いて、被接着面の表面処理方法による接着に及ぼす効果を比較検証した。
❇︎ 株式会社羽生田鉄工所:CFRP成形用オートクレーブを製造しており、またオートクレーブを使ったFRPの試作受託や成形性評価試験、成形品の物性評価なども行っています。
このウェビナーは質疑応答を含め50分を予定しております。このウェビナーに関するご相談・ご質問がございましたらウェビナー前にこちらまでご連絡ください。
※※ 注意事項 ※※