
PlasmaTalk x 原賀康介 接着技術コンサルタント:高信頼性・高品質接着を達成するための凝集破壊の重要性
安定的な接着の高強度や耐久性は、多くのアプリケーションの課題の一つであり、この解決策として表面処理技術があります。
大気圧プラズマ処理は、溶剤を使用しないで接着の信頼性を向上させることができる表面改質法です。Openair-Plasma®の大気圧プラズマ技術は、数多くの技術進歩と共に、国内外問わず、世界的に幅広い産業界で数多くの採用実績があります。特に昨今では、ニーズ拡大とともに技術発展の目覚ましい電子機器・半導体製造においても、素子のアンダーフィル前処理やパワーモジュールのデラミを発生させない樹脂封止の前処理技術としてなど、利用場面が増えています。
本ウェビナーでは、これら大気圧プラズマが活用される理由でもある、高品質で信頼性のある接着技術において、様々な知見や経験をお持ちである原賀接着技術コンサルタントの首席コンサルタントであり、工学博士の原賀康介氏をお招きして、ご講演をいただきます。
<原賀様ご講演内容>
【タイトル】高信頼性・高品質接着を達成するための凝集破壊の重要性
【発表概要】
どんなに接着強度や耐久性に優れていても、それだけでは高信頼性・高品質接着ができているとはいえません。接着特性のばらつきが小さい、不良率が低い、さらには、生産性やコストにも優れているという点を兼ね備えていなければなりません。
上記を満足させるためには、界面破壊を減らして凝集破壊率を高くすることが基本です。
凝集破壊率を向上させるためには表面改質は必須の技術となっています。
ここでは、接着強度のばらつき、内部破壊発生開始強度、疲労特性、接着部に加わる力に対する初期の必要強度の倍率などにおける凝集破壊率向上の必要性と達成法について説明します。
トピックス:
- 求められる高信頼性・高品質接着
- 破断強度のばらつき
- 内部破壊発生開始強度
- 疲労特性
- 凝集破壊率向上の必要性と達成法
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スピーカー
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株式会社 原賀接着技術コンサルタント
専務取締役 首席コンサルタント 工学博士
接着技術、特に構造接着と接着信頼性保証技術を専門とし、2012年3月に株式会社原賀接着技術コンサルタントを設立、各種企業における接着課題の解決へのアドバイスや社員教育などを行っている。
【代表著書】
- 「とことんやさしい接着の本<新版>」,日刊工業新聞社刊(2023年)
- 「ユーザー目線で役立つ 接着の材料選定と構造・プロセス設計」,日刊工業新聞社刊(2022年)
- その他共著書籍 35冊

セールス&アプリケーションセールス
専攻は物理。医療機器、飲料食品製造、非破壊検査などのさまざまな分野経験を経て、現在は日本プラズマトリートでOpenair-Plasma®やPlasmaPlus®のアプリケーション開発のサポートを担う。