【高機能素材Week 接着・接合EXPO 2025@大阪】に出展しました

2025年5月14日(水)~16日(金)の3日間、インテックス大阪にて開催された「高機能素材Week 接着・接合EXPO 2025@大阪」に、日本プラズマトリートは出展いたしました。

本展示会は、機能性材料や接合技術に関連する最新ソリューションが集結する関西有数の専門展で、材料・部品メーカーから自動車・電機業界まで多くの来場者で賑わいました。

接着・塗装・コーティング前処理に最適な大気圧プラズマ技術を実演

当社の展示ブースでは、プラスチックや金属などの接着・塗装・コーティングなどの前処理に有効な、大気圧プラズマ技術Openair-Plasma®(オープンエアープラズマ) による、基材表面の洗浄、活性化、濡れ性改善などによる高機能表面改質ソリューションを紹介しました。

加えて、Openair-Plasma®の応用技術であるナノコーティング技術「PlasmaPlus®(プラズマプラス)」が実現する、防水、防錆、接着強度向上などの多様な機能性コーティング技術をご紹介しました。プライマーレスで環境にやさしく、さまざまな表面への機能性付与のニーズに応えるソリューションです。

特に今回、来場者の皆様の注目を集めたのは、当社の新技術であるREDOX®ツールでした。これは、大気圧下で金属表面の酸化還元処理を行う技術で、インラインへの組込みに対応したドライプロセスであり、化学薬品や真空装置を使わずに酸化膜が除去できる点が、多くの来場者の皆様の関心を集めました。

処理前後の比較で「見える」プラズマ技術を体験

ブースでは、プラスチックや金属、複合材など様々なテストピースを用いた表面処理のデモンストレーションを実施しました。処理の有無で濡れ性や接着性が大きく変わる様子を、実際にその目で確かめていただきました。

来場者の皆様からは、「プラズマは目に見えないが、結果の違いを見て実感できた」、「オゾンが発生しないと聞いて驚いた。安全面でも安心」、「特別なガスが不要なので、導入のハードルが低い」といった感想が寄せられました。また、「これまでプラズマについて漠然としたイメージしかなかったが、分かりやすい説明と展示内容で理解が深まった」との声も多くいただき、技術理解の促進にもつながる有意義な機会となりました。

プラズマトリートの今後

今回の展示では、その他にも、電気自動車に搭載されるバッテリーパックやエンジンブロックに対して実際にプラズマ処理を行っている様子を展示したことに加え、当社が世界トップシェアを誇る要因のひとつである高精度なプラズマ制御技術の重要性についてもご説明しました。
プラズマトリートは今年で創業30年を迎えます。今後も私たちは、VOCフリーかつ環境にやさしいプラズマ表面改質技術を通じて、あらゆる製造現場に貢献し続けます。

また、今回当展示会の当社ブースにお越しいただいた皆様には心より感謝を申し上げます。

製品導入や技術評価をご検討の方は、ぜひお近くの営業拠点または営業担当までお気軽にお問い合わせください。
また、毎月開催している無料オンラインセミナー (ウェビナー)もございますので、ぜひご参加をお待ちしております。