Heidelberger Druckmaschinen AG

付着性、鮮明度及び色彩に不可欠な存在

製品を個人向け、ひいては他と区別のつく様に形成することへの需要は益々高まっています。これを受けてHeidelberg社では最新式のUVインクジェット・デジタル技術を活用し、初めて短時間に丸形の3次元物体へ個別的な付加価値を与え印刷加工を施せる印刷技術Omnifire 250 及びOmnifire 1000を開発しました。

写真: Heidelberger Druckmaschinen AG

両システムで当社は印刷を施すべき種々異なる素材の事前処理にOpenair-Plasma®技術を利用します。プラズマの採用に先立って当社では他の様々な事前処理手法を評価しましたが、これらは何れも一つないしは更なる理由により候補から脱落しました。即ち、全ての素材には適用性がないとか、安全対策に多額のコストを要する、機械に組み込むことができない、または望ましい環境性に欠けるなどの理由からです。

Heidelberg社における事前処理は型式名RD1004/PTF570-2の旋回式ノズルを利用して施されますが、処理幅50 mm、回転数2700 r.p,m.の条件下でDrop-on-Demandインクジェット塗布の直前に素材の表面をクリーニングかつ活性化することにより、全領域におけるインクの濡れ性と付着性を保証します。処理を要する表面が更に広い場合には事前処理が帯状の領域に対して施される様、対象物をプラズマノズルの下方で移動させます。

Plasmatreat社の旋回式プラズマは当社にとって、限りない異種の素材上へ敏速かつ効果的に均一的な濡れ性、その結果として均一的な色調とインクの極めて安定した付着性を達成するための実質的な手段に当たります。また印刷画像の鮮明度や色彩に関しても旋回式プラズマによる事前処理は欠かせない存在です。更にはこのプラズマ工法が、Heidelberg社で最も重要な課題としてきた、極めて高度なプロセス安定性ももたらしました。

Dr. Bernard Beier
シニアマネージャー 

Heidelberger Druckmaschinen AG


Heidelberger Druckmaschinen AG
www.heidelberg.com

まずはOpenair-Plasma®のテスト装置をお試しください。
プラズマトリートの開発パートナーになりませんか?

お問合せ

皆様からのご連絡をお待ちしております。

ご質問やご相談がございましたら、ぜひご連絡ください。世界中のプラズマトリート専門家とともにソリューションをご提供致します。 お問合せ方法は担当者へご連絡、もしくはお問合せフォームをご利用ください。