K 2019: プラズマ処理プロセスが大きな反響を呼ぶ

プラズマトリート 社は、ドイツ、デュッセルドルフで開催されたK 2019 にてプラスチック製部品の生産を合理化・柔軟化するための新しいプロセスを発表し、多くの来場者を賑わせました。

 

製品マネージャーのErhard Krampeはこうレポートしています。「実に多くのお客様が私たちのブースに足を運んで下さいました。その中でも嬉しかったのは、事前に情報収集をし、弊社のブースを御目当てに来場されたお客様が多かったことです。」

今回の展示会にて、複合射出成形のための新技術であるInMould-Plasma®をご紹介させていただき、様々な分野のお客様からお問合わせを頂きました。このプロセスを利用すれば、これまで相性が悪いとされてきた組合せのプラスチック材でも接着が可能になります。

 

TPU (熱可塑性ポリウレタン) とPP (ポリプロピレン) などの複合素材の組み合わせですら、この方法をもって上手く接着できるということには、ブースを訪れたプラスチック技術者たちも驚いていました。 InMould-Plasma®を導入した射出成形技術は、樹脂成形界に多くのメリットをもたらす技術であり、このプロセスのおかげで2色成形部品に補強要素として使用されてきた高価なエンジニアプラスチック部品が、比較的軽量で汎用なPP (ポリプロピレン) 等に置き換えることができるようになります。

 

「予想をはるかに上回る数のお客様をお迎えすることができました」とプラズマトリート社CEO、Christian Buskeは強調しました。「自動車産業でも、特にE-モビリティにプラズマ技術活用の焦点を当ててきたことが、まさに時代のニーズに応える結果となりました」。

展示のもう1つの注目は、Beckhoff Automation GmbH & Co. KG社の新たな搬送技術、XPlanarでした。プラズマトリート社のブースでも初公開されたこの世界初の技術は、可動子が平面のタイルの上を浮遊する駆動システムです。この可動子は自由に配置構成できる非接触型で、がたつくことなくスムーズな動きで最高時速4m/秒で移動する、今までにない柔軟性を備えた有害排出ゼロの搬送システムです。

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