PR:Openair-Plasma®が強力でロバストな燃料電池を実現

プラズマトリートがシュトゥットガルトのhy-fcell2023に初出展

プラズマトリートは913日、14日にシュトゥットガルトで開催されるhy-fcell International Expo and Conferenceに初出展します (展示ホール4、ブース番号D51) 。大気圧プラズマ技術の世界的リーダーが各国から来場する水素・燃料電池産業の関係者に向けて、燃料電池製造を改善し、より効率的でロバストな製品を作り出す革新的なプラズマ表面処理を実演します。

 

 9月に開催されるhy-fcell 2023は、水素・燃料電池分野の技術進歩を包括的に知る機会です。ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州シュタインハーゲンのハイテク企業プラズマトリートのブースでは、金属バイポーラプレートをサンプルにした大気圧プラズマ (Openair-Plasma®) 表面処理の体験ができます。基材表面に対するプラズマの効果をライブで確認することが可能です。微細洗浄により材料は細孔まで洗浄され、その後の工程に向けて最適な状態に整えられます。バイポーラプレートにOpenair-Plasma®を使用すれば、プレート間のシーリング材や接着剤の接着力が改善され、製造工程が高速化されます。また使用可能な接着剤の種類が増えるため、燃料電池のアセンブリコストの大幅削減につながります。興味を持たれた方は、実際に会場でプラズマ表面処理の効果をお確かめください。

 

 

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Openair-Plasma®とPlasmaPlus®のためのコンパクトなプラズマ処理ユニット(PTU)

プラズマトリートはhy-fcellでさまざま燃料電池部品へのロボットプラズマ処理も実演します (選択的処理と広範囲処理の両方を実施) 。展示会ではフルオートメーションのプラズマ処理ユニット PTU1212をお見せします。設置面積わずか120x120cmの本ユニットには、ジェネレーターからロボットユニット、プラズマノズル、制御テクノロジー、プラズマコントロールユニット (PCU) までプラズマ処理の工程に必要なすべてが含まれ、PCUには各種品質保証モジュールと制御ユニットが搭載されています。来場者はプラズマノズルによるセル内の表面洗浄に続き、PlasmaPlus®テクノロジーの特殊なプラズマノズルによる表面ナノコーティングの実演を見ることができます。このコーティングによって長期的な親水効果が得られます。長期親水性は燃料電池の効率性を決めるバイポーラプレートの重要な特性です。経年に伴い親水性が低下すれば、燃料電池全体の効率性も低下します。PlasmaPlus®の活性化とコーティングにより長期親水性が実現し、耐久性と効率性に優れた燃料電池の製造が可能となります。

 

 

将来にわたって使用できるソリューション:燃料電池製造の最適化

 

プラズマトリート経営メンバー兼バッテリー市場部門責任者Lukas Buskeのコメント:hy-fcell 2023では活性化、洗浄、コーティングなど、燃料電池性能の改善と向上に有効なプラズマアプリケーションを幅広くご紹介します。これらは製品改良や環境配慮の推進、CO2排出量の削減、そしてシステム全体の安全性向上の達成に取り組むメーカーを支えるアプリケーションです。私たちはOpenair-Plasma®前処理プロセスを通じて、ロバストで高性能な燃料電池の製造に貢献しています。業界ではすでに大きな関心を集めており、当社としてもこの重要分野で新たなスタンダードを築いていこうという思いを改めて強くしたところです。


燃料電池はグリーンテクノロジーとして知られるように、気候変動の課題への取り組みで重要な役割を果たすと考えられています。プラズマトリートは9月13日、14日にシュトゥットガルトで開催されるhy-fcell International Expo and Conferenceに出展します (展示ホール4、ブース番号D51) 。

 

 

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